そもそも嫌いなことや興味がないことにはやる気は出ません。
好きなことや興味があったとしても体調や気分、環境が悪けれ
ば、やはりやる気は出ません。

体調や気分、環境が万全で好きなことや興味があれば「やってみ
たいという気持ち」は自ずと湧いてくるのではないでしょうか?

やる気とモチベーションの違い

1. "やる気"は、一時的なエネルギーまたは興奮の状態を指すことが多い。
ある特定の課題や目標に対する短期的な意欲や意志を指すことが一般的。
これは、気分や体調、環境により変動しやすい。

2. 一方、"モチベーション"は、より長期的で深層的な動機付けを指す。
これは内的または外的な要因により引き起こされ、個人がある行動を続け
たり、目標を達成するために努力を続ける理由を指します。
モチベーションは個々の価値観、目標、欲求により深く影響を受けます。

簡単に言えば、"やる気"は短期的なエネルギーを、"モチベーション"は長期
的な動機付けを表すと考えることができます。

やる気があるから勉強(行動)するのではなく勉強(行動)するからやる気がでる!?

仕事もやる気はないけど仕方なく始めるとやる気はなくても作業をしてい
ることはあると思います。

いわゆる「作業興奮」です。

ドイツの精神科医、エミール・クレペリンによって発見された概念です。

作業をしだすと、脳からやる気を出すホルモンが分泌され意欲や集中力が
出るというものです。

勉強(行動)を継続するためには?

一言で言うとモチベーションをアップ(設定)すると言うことです。

そもそもモチベーションアップすればやる気が出ると抽象的に言わ
れますが、具体的にはどう言うことでしょうか?

やる気を継続するには?

モチベーション(動機づけ)の設定です。

1. 目標設定
目標を設定することで、具体的な成果を目指すモチベーションが生まれます。
目標は具体的で達成可能なものにし、達成したときの喜びを想像することも有効です。

2. 関連性の発見
一見興味がないようなテーマでも、自分自身の生活や目標と関連付けることで興味を
持つきっかけを作ることができます。
例えば、数学が苦手で興味がない場合でも、自分の夢が建築家であるなら、数学は建
物の設計に必要な知識であるという関連性を見つけることができます。

3.小さな成功体験
小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけ、次第に興味を持つようになること
があります。
難しすぎる問題に挑戦するのではなく、自分のレベルに合った問題から始め、徐々に
レベルアップしていくことが重要です。

4. 探究心を刺激する
新しい視点や興味深い事実を知ることで、学習対象に対する興味や好奇心を引き出す
ことができます。
例えば、歴史が嫌いなら、歴史的な出来事が現代社会にどのような影響を与えてい
るのか、有名な歴史的人物の逸話などを学ぶといった方法があります。

5. 友人やグループと一緒に学ぶ
一緒に学ぶパートナーがいると、学習が楽しくなりやる気を引き出すことができます。
また、友人やグループと協力して学習することで、互いに刺激を与え合いながら進め
ることができます。

6. 自分自身への報酬
学習した後で自分にご褒美を与えるという方法もあります。これは、学習への動機づけ
を高める効果があります。

自分が嫌いと感じる科目や学習内容に対する考え方を見直すことも重要です。その学習が
自分の成長や将来にとってどのように役立つかを理解することで、興味ややる気を引き出
すことができます。

まとめ

嫌いな勉強(行動)はやる気があるからできるようになるのではなく、少しでも勉強(行動)
をするからできるようになる。できるようになると(小さな成功体験)楽しくなり好きになっ
たり興味が出てきます。

結論を言うとやる気は関係ないと言うことです。

行動のきっかけとして学校ではチャイムが鳴ります。
条件反射的に生徒は机に座りますよね!

皆さんのきっかけの音やサインはありますか?

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