傾聴という言葉を一度は聞いたことがあるの
ではないでしょうか?
「もんがまえ」の聞くではなく十四の心を耳
にして聴くということです。
傾聴で大切なことは
ラポール形成です。ラポールとは心理学では
「信頼関係」と言われています。
家族間、特に反抗期のお子さんの場合の親子
関係は間違ってしまうと余計に反抗されたり
親を信頼しないことにつながってしまいます。
ラポール(信頼関係)を気づくには
特に親子間の信頼関係を作るには、子どもの意見や
感情を尊重することが大切です。
ともすれば、正論を振りかざし問題解決型思考で
接してしまいます。
親の期待と日頃のコミュニケーション
1. 親の期待が過剰である場合:親が自分自身の欲望
や願望を子供に押し付けることがあるため、子供た
ちは親の期待に対応することが困難になることがあ
ります。
2. 親の期待が不明確である場合:親が何を望んでい
るのか、何を求めているのかが不明確な場合、子供
たちはどのように対応すればよいかわからなくなる
ことがあります。
3. 親と子供の価値観が異なる場合:親と子供の価値観
が異なる場合、子供たちは親の期待に対応することが
難しくなることがあります。
4. 子供の自己主張が弱い場合:子供たちが自分自身を主
張することができない場合、親の期待に対応することが
できなくなることがあります。
5. 親と子供のコミュニケーションが不足している場合:
親と子供のコミュニケーションが不足している場合、
子供たちは親の期待に対応することが困難になるこ
とがあります。
まとめ
傾聴とはただ熱心に話を聴くという単純なことではあり
ません。
クライエント中心療法として知られているカール・ロジ
ャース(Carl Rogers)はカウンセラーの基本的態度とし
て
1、無条件の肯定的関心
2、共感的理解
3、自己一致
と言っています。もちろん、親子関係はクライエントと
カウンセラーの関係ではありません。
常日頃のコミュニケーションにおいて意識するだけで
親子間の信頼関係は改善されてくると思います。